バランタインとは
バランタインの歴史

バランタインブランドのウイスキーは、18歳のジョージ・バランタインが1827年にエディンバラでオープンさせた食料雑貨店から始まりました。
最初は食料品の扱いが主でしたが次第にウイスキーの取り扱いを増やしていき、ウイスキー商として成功していきました。
その後ウイスキー商は息子に引き継がれ、ジョージ・バランタイン自身はブレンデッドウイスキーのブレンドに打ち込んでいき、ブレンデッドウイスキーとしての歴史もスタートしました。
現在では大手メーカーであるペルノリカール社のスコッチ・ウイスキー部門であるシーバス・ブラザーズ社に引き継がれ、スコッチウイスキーの世界販売第2位を誇る巨大ブランドとなっています。
バランタイン・ファイネストの発売

現在まで続くブランドであるバランタイン・ファイネストが生まれたのは、ジョージ・バランタインが亡くなってから20年後の1910年のことです。
バランタインの名の付く歴史の長い商品はいくつもありますが、その中でのファイネストは最も古くに誕生しています。
同じ名前のブランドが約110年も続いていることには驚きですね。 そんな長い歴史のある、ウイスキーを早速飲んでみたいと思います。
香りを確かめる
日本のウイスキーと比べると、香りの強さを感じます。
特に甘い香りと共に、結構特徴的なスモーキーなピート香を感じます。たまに酸味の刺激とアルコールの刺激。
これがスコットランドのウイスキーなんですね。複雑な香りです。
味を確かめる
ストレート
おっと。ピートです。あの煙たいピートの味わいを感じます。
その後に、ほのかに甘い味わいがやって来ますが、すぐにまたピートが覆いかぶさります。余韻は、煙たさと共に結構強めのピリピリとしたアルコール感、少し甘味のニュアンスあり。
バランタインってこんなにもピートを感じさせる味わいなんですね。驚きました。
今日は体調が悪いのでしょうか。驚くレベルでピートが味の大半を占めています。 後日また、改めてストレートで味わいたいと思います。想像と違いすぎる。。。
~後日~
やはりスモーキーなピートが主体です。その中にほのかに甘さを感じとることができるという印象ですね。
ロック

バランタインの公式ホームページでおすすめされているフレグランススタイルという方法で飲んでみたいと思います。口の広いグラスに氷を3個ほど入れて10秒ほど混ぜればいいみたい。
氷を入れてある程度解けると、クリーミーで優しくほのかに甘い味わいが広がるようになりました。
しかし、後半にはしっかりピートの感じが戻ってきます。味が薄まっていることであまり良くない苦味を感じてしまいます。
しかし、本当にスモーキーですね!
ハイボール

ハイボールになると、フルーティーさが出てきました。
ピートと言えば良いのか、苦味といえば良いのか分かりませんが、今まで口に残っていたあの苦味が消えて非常に飲みやすくなりました。
軽いフルーティーな風味が香った後に、スッと味が消えていきます。
アルコール感を感じさせず、少しだけフルーティーさを感じさせてくれて、さわやかな食中酒という印象です。
どんな食べ物にも合わせることができると思いますね。
まとめ
ストレートやロックではスモーキーな味わいが主体で、日本の同価格帯のウイスキーと比べても味わいの違いに驚きました。
これがスコッチウイスキーの基本スタイルなのかもしれませんが、ピートの味わいに慣れていない人が飲むと、好き嫌いがはっきり分かれる気がします。
その一方で、ハイボールにすると一気にフルーティーで飲みやすくなります。
ハイボールのように、炭酸など何か別の飲み物で割って楽しむ方が無難で良さそうです。
- 輸入元 サントリーアライド㈱
- 容量 200ml(今回)
- アルコール度数 40%
- 希望小売価格 640円 (200ml)