サントリーウイスキートリスクラシックとは
トリスは1946年に発売が開始されたサントリーのウイスキーです。 安価なウイスキーとして親しまれ、1950年代にはトリスバーなるものが全国に現れ、当時からハイボールなどで飲まれていました。
時は流れ2015年、トリス<クラシック>が発売されました。
トリス<クラシック>は最近ウイスキーに興味を持った20代から30代のエントリーユーザー向けに、甘い香りとなめらかな味わいとなるようブレンドされており、自宅で楽しめるウイスキーとしてブランディングされています。
同じくトリスブランドのトリス<エクストラ>も存在しますが、サントリーとしてはトリス<クラシック>の販売の方に力を入れているようですね。 トリスブランドは缶ハイボールにも力を入れており、現在まで様々なフレーバーの缶ハイボールが発売されています。

サントリースピリッツ㈱の事業方針を見ると、トリスブランド(瓶・缶・樽計)の販売数量は対前年比で2018年は115%、2019年度は112%、2020年度111%と年々増えています。
この数字から、昨今のウイスキー市場の盛り上がりを実感できますよね。
香りを確かめる
おお・・・これは 前回飲んだサントリーレッド、ホワイトよりも消毒液の香りが強いです・・・
しかし、よくよく確かめるとさわやかなリンゴのようなフルーティーな香りも感じられますし、はちみつの様な香りも僅かに感じられます。
サントリーレッド、ホワイトを飲んできて鼻が慣れてきたのでしょうか。 甘い香りを感じることができました。
味を確かめる

まずはストレートで
ゴクっ
おっと。甘いです。 まさにはちみつ、いやメープルシロップのようなとろっとした甘さが感じられます。
これはまた、サントリーレッド、ホワイトと比べてしまいますが、味の違いがはっきりしているのでより甘さが際立って感じられるのでしょうね。 その後は、すぐに味が切れていきます。少し苦味。
グラスに残る香りがとても良いです。これは完全にメープルシロップの香りです。 美味しくて、ストレートでも一気に飲んでしまいました。
いつもはすぐハイボールに行きますが、ロックで飲んでみます。 メープルシロップのような甘さはやや抑えられ、その代わりリンゴのようなフルーティーさが現れ、全体的により落ち着いた味になりました。どんどん飲んでしまいそうです。
それではハイボールにしてみます。 うん、美味しいですね。青リンゴのような甘さが前面に出てきました。甘さとフルーティーさが程よく感じられ、炭酸に負けていませんね。自然な甘みでとても良いです。後味も変な苦味が出てくることなく、キレよくすっと消えてくような感覚です。
最後にレモンピールを振りかけてみました。 最高ですね。
まとめ
その香りとは対照的に、とろっとした濃厚な甘みに驚きました。
ハイボールにしても味が無くなることはなく、甘ウマなハイボールになります。 さすが、ハイボール用途として売り出しているだけありますね。 家飲みでのハイボールにとてもオススメです。
近年非常に売り上げを伸ばしている理由が分かるウイスキーでした。
- 製造元 サントリースピリッツ㈱
- 容量 180ml
- アルコール度数 37%
- 希望小売価格 285円 (今回)