ディプロマティコとは

ベネズエラのラム酒
いよいよ、当ブログ初めてのラム酒のレビューに入っていきます。
ラム酒はカリブ海周辺にある南米アメリカの各国で作られている、サトウキビを原料にしたお酒です。
その中でも、今回レビューするディプロマティコはベネズエラ(正式名称はベネズエラ・ボリバル共和国)で作られています。
このディプロマティコを含めて、ベネズエラで作られているラム酒で有名なものは、
- ディプロマティコ
- サンタ テレサ
- パンペロ アニベルサリオ
の3種類がありますが、日本でも名前を知られているこの3種類はベネズエラ3大ラム酒と呼ばれています。
いずれ他のラム酒もレビューしてみたいですね。
ディプロマティコのダークラム
ディプロマティコの中でもこの「リゼルヴァ イクスクルシーヴァ」はダークラムに位置づけられており、濃厚な甘さを味わえるタイプのラム酒です。
ちなみに「リゼルヴァ イクスクルシーヴァ」とは、単語をつなぎ合わせると「例外的に予約された」という意味だそうです(間違えていたらすみません)
このラム酒のために厳選して樽詰めされているということでしょうか。 ディプロマティコの上位シリーズということがうかがえます。
香りを確かめる
まず黒糖のような濃くて甘い香りがします。一方で植物を感じさせるラム酒特有の香りも感じます。
じっくり嗅いでいると、奥からバナナのトロピカルな香りも感じとることができました。
南国感が出てますね!
味を確かめる
ストレート

砂糖に似たダイレクトな甘さが、舌の上にサーっと広がります。
ラム酒といえば「サトウキビから作られた甘いお酒」というイメージを持っている人であれば、まさに思い通りの味わいだと思います。
この濃い色を見てください。濃いですね~
色の通り精製された白い砂糖のような整った甘さではありません。 黒糖のような力強い甘さと、どこか植物の青臭さが香ってくるという、ラム酒の基本を押さえたかような味わいになっていますね。まだ基本を良く分かっていませんが(笑)
ですがその味は落ち着いていて嫌な部分が目立つというわけではなく、初心者にもラム酒の特徴の1つとして、受け入れられやすいのではないかと思います。
後味も雑味が残ることなく、スーと緩やかに甘さが消えていきます。
ロック
うん。自分はロックが好きですね。
程よく冷えることによって黒糖のような濃い甘さが抑えられますし、植物のような青臭さがうまく消えていきます。
上品に甘くて後に残る程よい甘さが心地よく、非常においしいです。
ソーダ割り

ダークラムはソーダ割りにしても、まったく風味を失わないですね。
逆にそのラム酒の持つ個性が強まっている気さえします。
味は同じく黒糖のような濃い砂糖のように感じますが、上手くソーダと合わさったことで余韻が短くなり、しつこさを感じさせないちょうど良い味わいです。
食後酒として楽しみましょう。
まとめ
黒糖のような濃い甘さが広がりますが、後味は雑味なくすぐに消えていく感じが心地よいです。
ストレートではもちろん強い濃さを感じますが、ソーダ割りでも個性と濃さが失われないため、好き嫌いが分かれるかもしれません。
個人的には氷で冷やされて程よく個性が弱まるロックが好きです。 非常に飲みやすいラム酒でした。
サトウキビから来る独特な風味が強くなく、癖の少ない甘さなので、ラム初心者にオススメのラム酒です。
- 製造元 デスティレリアス ウニダス社 (ベネズエラ)
- 容量 700ml
- アルコール度数 40%
- 価格 4,288円 (amazon価格)