サントリーウイスキー角瓶を飲んでみる

サントリーウイスキー角瓶とは

1937年に角瓶は発売されました。初の国産ウイスキーサントリーホワイトの発売から8年後のことです。                    その時すでに竹鶴政孝は会社を退職していましたので、鳥井信治郎が作り上げたウイスキーになります。

発売から現在に至るまでにサントリーのウイスキー事業の中核で「傑作」と表現されている銘柄であり、ハイボールといえば角ハイボールがすっかり定着していますよね。サントリーの広報戦略はすごいです。

香りを確かめる

さすがに角瓶といえども、強いアルコールの刺激と消毒液の香りが漂ってきます。

しかし少し時間を置くと、麦の香りや森の中の様なさわやかな香りも感じられるようになってきました。                   全体的に落ち着いた香りですね。

味を確かめる

まずはストレートで飲んでみます。

あ、さわやかですね。                                                         まず甘さを感じられるのですが、その後は甘すぎず苦すぎず、ちょうど良いさわやかな風味を感じることができます。                                                       後半はアルコールのピリピリ感が感じられ、多少の苦味と共に穏やかに消えていく感じでしょうか。

ではハイボールにして飲んでみます。

おなじみの角ハイボールですが、改めてじっくり飲んでみると落ち着いた味わいが主体で甘みは少なく感じます。    全体的にさわやかさが主体なのですが、後味に口の中で、ずしっと重たく感じられる味わいが残ります。上手く表現できないのですが、これは角瓶のコクのようなものでしょうか。

レモン果汁を足してみました。相性がいいですね。                               角瓶自体の個性が強くない分、他のフレーバーを引き立たせています。

気づけばミニボトルの半分が無くなっていました・・・

まとめ

サントリーが一番押しているウイスキーである角瓶ですが、実績に裏付けられた非常にさわかで飲みやすく美味しいウイスキーです。

先ほど、コクを感じると書きましたが、その後公式ホームページを見ると「甘やかな香りと厚みのあるコク」と書いてありました。                                              

・・・これは、テイスティングコメントする前にホームページの説明は一切見ていません。本当ですよ。                  サントリーが伝えたい味を見事に感じ取ることができました。これでウイスキー初心者脱却へ一歩前進できたのではないでしょうか。

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